思い出してよ 時があなたをまた 美しくもするのです
それはふいにやってきます。
それは今日やってきました。それとは、孤独への哀願です。外界に接したくない、誰とも交わらず一人になりたい・・・
だから私は家にいました。
学校で涼と一緒にご飯を食べているとき私は涼に「おうちへ帰る」と言いました。「え?帰るの?刑法は?」と言われましたが「受けない。帰る。」と答えました。しばらく涼は黙っていましたが、「帰らないで」と言いました。「なんで?」と尋ねると「一緒に帰りたくなるから」と答えました。
でも結局涼はドイツ語に行きました。私は心の中では涼に一緒に家へ来て欲しかったのですがそんなこと言えません。わがままです。
家に着き、ドアを開けて中に入った瞬間自分がひどく安心したのを覚えています。自分はこの空間に一人きり。誰にも会わず安らかに過ごすことができる・・・
前期はこの孤独への哀願が頻繁に訪れたので学校にあまり行きませんでした。人はそれを気力のなさと言うかもしれませんが、自分ではよく分かりません。ただ単に気力がないだけなのか、そうではないのか・・・。ただ私のせいでたくさんの人に迷惑をかけてきたのでその点では死にたいと思ったくらい反省しています。幸い、後期にはその回数が減りましたが、それでもたまに今日みたいになってしまいます。
家に帰って涼からもらった「東京タワー」を読みました。私は江國香織さんの書いた本(正確には繊細な言葉や描写や文体や響き)が心底好きで、下北沢の中古本屋で「東京タワー」を買おうとしたのですが、涼が「それ持ってるからあげるよ」と言って、くれたのです。
「東京タワー」は男子大学生と人妻の不倫の話です。
私は不倫は最も美しい恋愛の形だと考えています。涼にそれを伝えても「全然わからない」と言われました。
不倫は刹那的です。いつまでも続くものではありません。それが非常に美しいのです。
私たちは、咲いては散る桜を愛でます。いつまでも咲くことのない桜を。不倫もそれと同じです。桜と同じように儚くて物悲しくて美しいのです。
しかし不倫は女性の立場からの表現でないと美しくありません。女性は不倫相手との適度な距離感を持つ賢さがあります。未婚女性は結婚している男性との距離感を、結婚女性は未婚男性との距離感を。でも距離感は計れても心ではいつも相手のことを想ってしまう。叶わない恋と、いつかは終わってしまう恋と理解しながらも相手から離れられない。
「恋はするのではなく、落ちるものだ」
「東京タワー」で出てきたフレーズです。本当にその通りだと思います。恋は落ちるものだから、相手が結婚してようとも未婚であろうとも関係なのです。
孤独への哀願・・・。きっとそれは明日になったら止んでいるでしょう。いつもどおり授業に出てみんなとおしゃべりして涼に会うのです。今日みたいな日、決まって私はお風呂にゆっくりとつかり、コーヒーを飲みクラシックを聴きます。そして携帯をサイレントモードにし本を読みます。前まではテレビを見ていたのですが、テレビ(特にバラエティほど)孤独さを際立たせる悲しいものはないと気付き見ません。
雨が・・・降ってきました。
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コメント
そんな日は私の所にも突然やってくるょp(´⌒`q)
^―^
)
私の場合はとにかくベッドから動きたくなくて、ご飯ょりもベッドの上にぃるコト優先…みたぃな(ρ_;)その結果必然的に1人になるって感じかな。そんな日が私を私のまま保つにゎ必要なんだなって思ぅケド、こんなコトして許されるのゎ大学生だからだなって思ぅとこの欲望に打ち勝てるょぉにならなきゃなって思ぅょ(*´艸`*)
ぉ互ぃ頑張って成長しょーね(
投稿: まき | 2008年12月 2日 (火) 00時07分
みさきのブログ読む前に泣いてたんだけど、読んでまた涙出てきちゃった(´・ω・`)
気持ちが不安定だったから、ほんと弱ってて
無理しなくていいんだって思えてホッとしたよ
ありがと
投稿: ゆかり | 2008年12月 3日 (水) 00時15分